きょうはパンの日

きょうはパンの日。
日本ではじめてパンが焼かれた日。
今年は覚えていました。

いまから約170年以上前、天保13(1842)年、4月12日のこと。
伊豆の代官、江川太郎左衛門英龍(えがわたろうざえもんひでたつ)さんの命によって、
江川邸の窯で日本で初めてのパンが焼かれました。
当時の日本の食卓にはパンがなく、長崎・出島でオランダ商館用にのみ作られていたそうです。

そこで英龍さんが焼かせたのは、やわらかいフワフワのパンではなく長期保存が可能な乾パン。
その当時はまだまだ戦争がありましたので、
兵隊が戦地へ持っていく兵糧(=兵隊食)としてのパンを開発していたようです。

写真はその記念碑。
すこし歪んだ感じがにくいです。